NUKA-DOKO事務局が、堀川商店街に位置する「knocks! horikawa」を視察しました。この施設では「まなび基地 juku HOPE」や「みんなの図書館」等の活動が行われており、その運営方法や地域との関わりについて詳しく説明を受け、本棚の見学や来館者へのヒアリングを実施しました。

(1) みんなの図書館

本棚サポーター制度:月会費2,000円で約30cm角のスペースを借り、おすすめの本やチラシ、作品などを展示できます。サポーターの個性や趣味、考えが表現された多様な本棚が見られ、中にはサポーターと借りる人をつなぐノートを設置しているケースもありました。

会員制度:会員登録費300円で2週間本の貸し出しが可能。本の貸し借りを通じて、地域住民間で「今日は暑いですね」といった日常的な会話から、家族の話題に発展するような深いコミュニケーションが生まれています。

コミュニケーションの促進:本をきっかけに利用者間の交流が生まれ、繋がりを感じられる場となっています。

利用状況:1日平均10人程度の来客があり、ふらっと立ち寄る利用者も歓迎しています。付近の大学に入学予定の学生が立ち寄り、京都の地域コミュニティを知るきっかけになった事例も報告されました。

本棚サポーターの事例:ご自身のボランティア活動（講演・まち歩き）のレジュメや予告チラシ、関連書籍を展示し、情報発信に活用されていました。

(2) まなび基地 juku HOPE

対象: 小中学生向けの学びの場（月会費10,000円）。

利用形態: 平日16時〜19時の間、自由に出入りが可能。

活動内容:宿題をするだけでなく、大人と一緒にゲームをしたり、多様な活動が行われています。子供も大人も入り混じって和やかな雰囲気で過ごしています。

多世代交流の場:親や教師とは異なる多様な関係性の中で、子供たちが多様性を育む場として機能しています。

(3)体験プログラム「こみせやさん」

7/24、7/26、8/2には、地域通貨「こみせ通貨」を使って子供たちが屋台の店主となる「こみせやさん」というワークショップが予定されています。

既存の取り組みである、おはマチ(おはよう朝だよ、中京マチビトCafe´)に京都市役所職員が参加させていただき、二条城周辺のまちづくり活動についてリサーチをするとともに、NUKA-DOKOのアイディアに御意見を頂戴しました。

既存の取り組みである、上京朝カフェに京都市役所職員が参加させていただき、二条城周辺のまちづくり活動についてリサーチをするとともに、NUKA-DOKOのアイディアに御意見を頂戴しました。

京都市役所職員が二条城を視察しました。視察に当たっては、元離宮二条城事務所職員が案内しました。